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LCR型イコライザーのリニューアル第2弾

P1020672 (320x240)

もう20年以上も使ってきたLCRイコライザーが、
聴いている最中に音が大きくなったり小さくなったり
定位がフラフラしたりと絶不調となったので調べたところ、

どうも、R/CHのLCR回路(タンゴEQ-600P)が不良だと分かりました。

一旦は、このユニットの中を覗いて不良部品だけ取り換えようと思いましたが
なんとケースの中は黒くて硬いゴム状のものが充填してあり解体不能でした。
仕方ないので、L・C・Rを別々に購入して、基板に組立、取り換えました。

試聴したところ、
今回組んだものと、20年以上経過したものでは
一言で言えば、“音の鮮度”が全く違いました。

もっと早く取り換えれば良かったかなと悔やまれます。
でも少しづつ劣化が進むと気がつかないので困ったものです。

全回路図
img002 (640x453)

   タンゴEQ-600P        今回手作り品
P1020649 (320x240)


LCR回路図等資料は、ノグチトランスのHPの橋本電気トランスの紹介から見ることが出来ます。

今回採用の定数は、橋本電気お勧めの②を採用しました。

F特は、オシロの目盛でチェックしただけですが大きなズレはなさそうです。

使用部品について

1.SHIZUKIフィルムコン4.9μ→ 4.7μが、実測値4.9μ有りましたので4.7を購入しました。
2.500Ω、600Ωは、フィリップス金皮1/2W 1%1kΩ又は1.2kΩをパラって作りました。
この定数は精度が大事です。
3.チョークトランス(1.9H、45mH)は、
ノグチトランス製
FEQL 1.9H
FEQH 45mH
又は、橋本トランス製
H-EQL ケース入り
どちらも使えます。

4.シールドケースは、ホームセンターでブリキ板を購入して自作しました。
P1020675 (320x241)

基板組み立てなので外来ノイズ対策としてシールドケースをかぶせましたが
インピーダンスが低いせいかあまり効果は感じられません。

(試聴)
ジャズは、キャノンボールアダレイ(as)、ビルエバンス(p)、
ボーカルは、藤圭子、松尾和子で行いました。

やわらかさの中にしっかりした芯のある音を聴くことが出来、満足です。
こんなことなら、はやく交換すれば良かった。。。。。。

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tag : LCR型イコライザー

松尾和子の息遣いが聞こえてくる

古いビデオテープを見ていたら、
吉田正ショーで松尾和子が歌っている

かなりマイクが口に近く
こんなにして歌っているのなら
私の持っているレコード(松尾和子/知りたくないの)にも
さぞかし艶めかしい、息遣いが沢山入っているのでは?

と思い聴いてみました、それらしき音があるが非常に弱い。

そこで、ひょっとしたらと思い、
AMPを改造してみたら
大成功!!

方法は、

ラインAMPのB電源の平滑回路に使っている「ケミコン」を増量するだけです。

改造前         
P1020276 (240x156)
 
改造後
P1020278 (240x142)

尚、メインAMPのB電源のケミコンはハムの50Hzがシンクロで見えない程度にしてあります。
ケミコンは、2段πに各200μFを入れてあります。

一般的には、C2、C3は47μF位が使われ、
ハムがSPから聞こえなければ良しとしますが
私のAMPは“NFB無し”、なのでハムの影響を受けやすい体質を持っています

シンクロでハムチェックをしました。

このハムは、
小さな信号を汚して見えなく(聴こえなく)しているのではないかと思います。

ハムが小さくなるに従って今まで気付かなかった音が聴こえてくるようになりました。

ケミコンの容量は、200μF位繋ぐと一気に様子が変化し楽しくなります。

但し、C1は、整流管により容量の制約が有りますので指定の容量を守って下さい。

(試聴記)

➀松尾和子「知りたくないの」
息遣いがよく聴こえるようになった為、少しくすぐったい。
よく聴こえるのも良し悪しかな?

②加藤登紀子「日本哀歌集/知床旅情」
歌い方の違いか?息遣いが少ししか聞こえない。
人工的に付けられたエコーが気になる(目立つ)ようになった。

③アートペッパー「TOKYO DEBUT」CD
演奏の“力”の入れ方がヒシヒシと伝わってくる。
会場の広さ加減、ステージの澄んだ空気が感じられる。

(試聴装置)
・カートリッジ:DENONDL-103、
・AMP:真空管式・・LCRイコライザーAMP+ラインAMP+300BシングルAMP
・SP:ALTEC604-8G

以上

tag : 真空管アンプ

バイパスコンデンサーの聴き比べ

バイパスコンデンサー(略称パスコン)の聴き比べ
P1020023 (240x98)

ラインAMPのパスコンに
10年ほど前からブラックゲートを使ってきましたが
ここらで気分を変えてみたくて
5種類の電解コンデンサーを聴き比べてみました。

パスコンでこんなに音が変わるなんて驚きました。

試聴環境が変われば当然評価も変わってきますので
一つの事例として参考にして下さい。


尚、今回は、安くていいものを探そうと
メーカーが汎用品(標準品)と称するものを聴き比べました。
私の好みは、癖の少ない、長時間聴いていられる音です。

やわらかくて、芯のある音を探しております。

私のパワーアンプには、パスコンが付いていないので
ラインアンプのパスコンを交換しながら
試聴しました。

[ラインアンプの回路図]
P1020024 (320x247)


(試聴感想)

➀日ケミ(SMG)100μ/35V
P1020019 (227x240)

透明感、音離れ大、解像度高い
奥行き感有り
素直


②日ケミ(KMG)100μ/16V
P1020018 (165x240)

tpの響きが硬い、bが軽く、押さえが欲しい      

③ニチコン(VX)100μ/16V
P1020017 (240x100)

やさしい音、透明感、音離れ大
tp、sax音に少し重さが不足


④ブラックゲート100μ/16V
P1020021 (187x240)

透明感がもう少し欲しい、音に厚み有、
tp厚み有、b音太いが少しぼける


⑤低インピーダンスタイプ680μ/16V(メーカー不明)
P1020020 (135x240)

あまり不満を感じさせない
しいて言えば、透明感、音離れがもう少し有れば
bの伸びが良い   680μのせいかな?


(結論)

➀を採用しました。
しばらく、楽しめそうです。

SMG型は、生産を終わっていて
入手は、難しくなっているようです。

私は、
秋葉の若松通商や秋月電子通商で入手しました。

(試聴環境)
・CD:サムシン・エルス/マイルス&キャノンボール(ブルーノート)
・CDプレーヤー:DENON DCD-1650AZ
・パワーアンプ:6GB8(T)シングル全段トランス結合  (固定バイアス・パスコンなし)
・スピーカー:16cmシングルコーン

おまけ、
パスコンは、一般には100μ位を使うようですが
470μも試してみました。
容量を大きくすると更に音抜けが良くなるが
少し軽い音になったのでこれは不採用としました。

テーマ : オーディオ
ジャンル : 趣味・実用

トランス結合300Bシングルパワーアンプ 改造

WE337A(T)ー6BQ5(T)段間トランスー300B

入力トランスー6AR5(T)段間トランスー300Bに改造しました。

今回の改造で、たどり着いた先は

真空管アンプの原点のようなシンプルな回路
になってしまい
私のアンプ作りも
いよいよ終着駅の感じがしてきました。



amp
[外観]


amp
[回路図]

amp
[方形波]10kHz出力波形

●今回の主な改造

①ドライバー管の変更
6BQ5(T)→6AR5(T)に変更しました。
6AQ5(T)も試してみましたが、6AR5が一番の好みでした。
この球は、秋葉で東芝製@3000位で手に入ります。
“6F6”や“42”が同族です。

6AR5特性:rp=2.6k μ=6.8 Ep=250V -20V/31mA

②入力トランスを追加(WE337A削除)
真空管を使うほどでもないので、WE337A(T)を
ゲイン4倍の入力トランスに取替えました。
トランスは、タムラTK-20を使用。
色付けが無く素直な落ち着いた音です。

このトランスは、取付金具が付属していますが、
(取付穴の加工が面倒)
今回は、うまい具合に使わなくなった、
ST管のソケット穴(φ30)がそのまま使えました。
(大きな丸穴なので自由な角度で固定できます、ちょっと見栄えは悪いですが)

amp
[取付の様子]

※TK-20の特性詳細は下記アドレスが参考になります。
http://www.geocities.jp/brabecaudio/amp/techinf4.htm


③入力、段間トランス共、オープンで使用
よく、周波数特性をより平坦化しようと
トランスの2次側に抵抗を並列に入れますが(私もそうでしたが)
平坦化するほど、出てくる音はつまらなくなります。
(確かに、きれいな方形波にはなりますが)
NFBを沢山かけた時と同じように、音が死んでしまいます。

2次側オープンの効果は、
音離れが更に良くなり、ピアノの高音のキャン、キャン音が気にならなくなりました。

(注)
●本アンプは、逆相出力となっていますので、SPは+-を逆に接続しました。

●ラインアンプの出力は、600Ωで終端しました。
当初、高域を延ばすためラインアンプの出力を1.5kで終端していましたが
ラインアンプ+メインアンプのf特を計ったところ20kHz近辺でわずかですが
高域上昇がみられたので600Ωに変更しました。
(ラインアンプの出力インピーダンスでトータルのf特が変わるので要注意です)


(その他)
一つ心残りは、固定バイアスに出来なかったことです。
もう二度と手に入らないであろうWE300Bのことを思うと
とても固定バイアスでの使用には踏み切れませんでした。
安全をとると、自己バイアスかな。


試聴機器
・レコード
①ビル・エバンス:Waltz for Debby 
②キャノンボール・アダレイ:Know what I mean?
③アート・ペッパー:Art Pepper Meets The Rhythm Section

・カートリッジ:DL103R(トランスAU301)
・ラインアンプ:WE337A(T)トランス出力(終端600Ω)
・SP:604-8G

tag : 300B トランス結合 6AR5

LCR型フォノ・イコライザーの製作(リニューアル)

もう20年来使ってきたフォノ・イコライザーですが、
端子やソケットもさびが目立つようになりました。
今では、配線もごちゃごちゃになり、
気分一新、作り直すことにしました。
(今までに、ケミコンのパンク修理と抵抗、カップリングコンの変更等してきました。)

(写真1)外観
LCRイコライザー 
 
(写真2)配線の様子
LCRイコライザー

(写真3)ソケット防振ゴム
LCRイコライザー LCRイコライザー


(写真4)ソケット配線の様子
LCRイコライザー

(写真5)回路図
LCRイコライザー

(写真6)LCR定数
LCRイコライザー
旧タンゴ資料より

[回路図]

本機の回路図は、
ラジオ技術1988/2月号に掲載されていたものをアレンジしたものです。

(参考)
最近ではMJ誌2011/6月号にもLCR型イコライザーの製作記事が出ています。
(詳細な解説あり)

続きを読む

tag : LCR フォノ・イコライザー

プロフィール

ブレイキー

Author:ブレイキー

オーディオにとりつかれて数十年、飽きもせず真空管アンプを作り続けています。歳とともに趣味も増えて、ハマちゃんになったり、JAZZの生録会に参加したりと楽しんでいます。

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